米日カウンシル―ジャパン TOMODACHIイニシアチブ(TOMODACHI)とソフトバンクグループは2月1日、「TOMODACHIサマー2017 ソフトバンク・リーダーシップ・プログラム」の参加者の募集を開始した。2012年よりスタートしたプログラムで、開催は2017年で6年目。
「TOMODACHIサマー2017 ソフトバンク・リーダーシップ・プログラム」は、カリフォルニア大学バークレー校などで行われる3週間の集中コースに、東日本大震災の被災地である岩手・宮城・福島の3県の高校生100人を招待するもの。参加した生徒たちが、地域貢献とリーダーシップについて学び、帰国後に地域貢献活動を行い、それぞれの地域の活性化を担うリーダーとなることが目的だという。
参加費は無料で、100名を募集する。募集期間は4月2日まで。5月末に参加者を決定し、渡米期間は7月21日から8月10日までの予定。開催資金はソフトバンクグループが提供。対象3県の非営利団体職員など6人が同行し、帰国後は生徒たちの活動をサポートする。
TOMODACHIとソフトバンクグループは、このプログラムを2021年まで継続して実施する予定で、ソフトバンクグループの孫正義代表取締役社長は「参加する高校生にとって、このプログラムが思いを形にし、夢をつかむきっかけになることを強く願っています」とのコメントを寄せている。