スバル(富士重工)は1月下旬、スバルテクニカインターナショナル(STI)が、フロントストラットの自主改善を国土交通省に届け出た、と発表した。
今回の自主改善は、スバルテクニカインターナショナルが、スバル『レガシィ』の後付け用品として販売したフロントストラットが対象になる。
この後付け用品として販売したフロントストラットは、ストラット上端取付け部の締結弛み評価が不十分なため、縁石乗り上げなどの衝撃で取付けナットが緩むことがある。そのため、そのまま使用を続けると、取付け部にガタが生じて損傷し、異音が発生するおそれがあるという内容。
自主改善の対象になるのは、2005年10月11日から2009年5月11日までに販売された合計240本のフロントストラット。
スバルテクニカインターナショナルは、「ナットを対策品に交換し、再締付けを行う。また、締結部に異常が認められたものは、フロントストラットを新品に交換する」と説明している。