オートバックスセブンは1月31日、2016年4~12月期(第3四半期累計)の連結決算を発表した。
それによると、売上高1606億8700万円(前年同期比-2.5%)、営業利益61億5900万円(-18.0%)、経常利益71億1100万円(-15.8%)、純利益は46億5000万円(-13.2%)だった。
国内オートバックス事業は、第3四半期において、降雪に伴う冬季商品の売上が増加したものの、累計では国内店舗において、タイヤ・ホイールやアクセサリーなどの売上が減少したことに加え、フランチャイズチェン加盟法人店舗の在庫効率化を進めたこともあり、店舗への卸売も減少した。
車検・整備は、車検実施台数が同4.3%増の約44万8500台。車買取・販売では、オートオークションなど、中古車販売業者向けが伸びて同8.1%増の約2万0900台となった。海外事業はフランスの不振や、タイにおける出店に関わる経費増などで厳しい状況が続いている。新規事業となる輸入車ディーラー運営は、サービス収入の拡大や従業員の育成や目標管理などの強化により、前年同期比で営業利益が大幅に改善した。
通期業績見通しについては、前回予想を据え置いた。