ボーズ×スカイライン、新サウンドシステム体感…パフォーマンス・シリーズとは

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スカイライン60th Limited×Bose
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日産は、『スカイライン』2017年モデルに、ボーズの車載向けサウンドシステムの新ライン、『ボーズ・パフォーマンス・シリーズ』を搭載。それを記念して、ボーズと日産は共同で2月18日まで、横浜市の日産グローバール本社ギャラリーでサウンド体験デモを開催している。

パフォーマンス・シリーズとは、「新規カテゴリー。スカイラインのようなプレミアムラグジュアリーセグメントで、高いパフォーマンスを持っているクルマ向けに設計している」とは、ボーズ・オートモーティブPR担当別府真由美さんの弁。また同社代表取締役ジャパンサイトマネージメントの大澤辰夫さんは、「音響性能とともに、スピーカーグリルなどを変更し、プレミアムラグジュアリーの内装に合わせデザインしている」と述べる。パフォーマンス・シリーズは、現在インフィニティ『Q60』(日本未発売)に搭載され、日本ではスカイラインが初となる。

ボーズ・オートモーティブテクニカルプロダクトマーケティングマネージャーの橘幸彦さんによると、パフォーマンス・シリーズの音作りの条件として、大きく2つあるという。「まず、幅広いサウンドステージを作るという点。“アドバンスドステージングテクノロジー”と呼んでいる、フロントにイメージスピーカー5つを配するとともに、楽曲の特定構成要素を的確に再配分する独自の信号処理を施したものを採用すること。あるいは、ヘッドレストスピーカーを使ってサウンドステージを広げるというやり方を採用したもの」という条件。

もうひとつの条件は、「低音のベースソースを前席と後席で別々で持たなければいけない。スカイラインの場合は、フロントドアのベースボックスと、リアシェルフに用いられている」という。例えば、「ベースボックスがスペアタイヤだけというものもあるが、これはパフォーマンス・シリーズではない」とコメントする。

今回開催されるイベントは、「スカイライン60th Limited×Bose」と題し、スカイライン60周年記念限定車にパフォーマンス・システムを搭載した車両で、このサウンドを体験することが可能だ。フロントウインドウには特殊フイルムを貼り、業務用の超高出力プロジェクターで映像を投影し、サウンドを実感出来るようになっている。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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