ドイツの高級車メーカー、BMWが、日本市場でも販売しているSUVの『X5』。同車のプラグインハイブリッド車(PHV)が米国市場において、リコール(回収・無償修理)を実施する。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。BMWの米国法人、BMWオブノースアメリカから届け出を受けたX5に関するリコールの内容を開示している。
今回のリコールは、エンジンのソフトウェアの不具合が原因。NHTSAによると、エンジンソフトウェアの不具合で電子ケーブルが緩み、電圧が低下。走行中にトランスミッションのギアがニュートラルになり、事故につながるおそれがあるという。
リコールの対象となるのは、2015年モデルの「xDrive40e」グレード。BMWオブノースアメリカでは、対象車の顧客に連絡。販売店において、リコール作業を行う方針。