凍結路面でスリップしたパトカーが追突事故、同じ警察署で今月2回目

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23日午前8時30分ごろ、秋田県秋田市内の市道を走行していたパトカーが凍結路面でスリップし、左折待ちのため前方で停車していた車両2台を巻き込む追突事故を起こした。この事故で2人が軽傷を負っている。

秋田県警・秋田臨港署によると、現場は秋田市土崎港南付近で車線区別のない幅員約4mの緩やかなカーブ。同署のパトカーは凍結路面でスリップ。約15mに渡って滑走し、国道7号との交差点手前で左折待ちのため停車していた軽トラックに追突。前方で停車していた乗用車1台も巻き込まれ、車両3台が関係する多重衝突に発展した。

この事故で軽トラックと乗用車の運転者2人が頚部打撲などの軽傷。パトカーを運転していた30歳代の男性警官にケガはなく、警察では自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

現場はパトカーの進行方向に急な下り坂となっており、事故当時の路面は圧雪アイスバーン状態で非常に滑りやすかったという。同署のパトカーは今月16日にも凍結路面でのスリップを原因とする別の衝突事故を起こしていた。警察ではいずれもハンドル操作の誤りが事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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