トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は1月上旬、2016年のレクサスブランドの新車販売の結果を公表した。総販売台数は33万1228台。前年比は3.9%減と、マイナスに転じた。
33万1228台の内訳は、乗用車系が13万6054台。前年比は20.5%減と、2桁の落ち込み。一方、ライトトラック系(SUV)は、19万5174台。前年比は12.5%増と、2桁増を達成する。
乗用車系では、2ドアクーペの『RC』が、前年比24.5%減の1万1165台。『IS』は、19.7%減の3万7289台と落ち込む。『GS』は1万4878台で、前年比は35.6%減。『CT』は、39.3%減の8903台にとどまった。『ES』も、10.3%減の5万8299台と減少。
SUV系では、小型SUVの『NX』が、前年比25.4%増の5万4884台と2桁の伸び。『RX』は、前年比8.8%増の10万9435台。NXとRXは年間販売の新記録を打ち立てた。最上級SUVの『LX』は前年比46.9%増の5707台と、大きく伸びた。
レクサスグループのジェフ・ブラッケン副社長は、「2016年は過去2番目の販売実績。2015年が過去最高だった反動で、若干落ち込んだ」と述べている。