米国の自動車大手、フォードモーターの中国法人、フォードチャイナは1月上旬、2016年の中国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、新記録となる127万2708台。前年実績に対して、14%増と2桁増を達成した。
フォードモーターの中国合弁には、乗用車の長安フォード(CAF)と、商用車の江鈴汽車(JMC)の2社がある。
長安フォードの2016年実績は新記録で、前年比14%増の95万7495台。SUVの販売が好調だった。2016年は『エッジ』が前年比123%増、『エクスプローラー』が36%増、セダン系では、『トーラス』が2016年、3万2000台以上を販売した。
また、江鈴汽車の2015年実績は、26万5056台。前年比は7%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。商用車の『トランジット コネクト』が主力車種。
フォードモーターのアジア太平洋担当、ピーター・フリート副社長は、「とくに2016年の後半、販売の勢いが増した」とコメントしている。