ホンダのインド販売、22.9%減の15万台 2016年

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ホンダのインド現地法人、ホンダカーズインディアリミテッドは1月上旬、2016年の新車販売の結果を公表した。総販売台数は15万6107台。前年比は22.9%減と落ち込んだ。

また、12月のインド新車販売の結果は、総販売台数が1万0071台(輸出を除く)。前年同月比は18.6%減と、14か月連続で前年実績を下回った。

1万0071台の内訳では、コンパクトカーの『アメイズ』が3322台で、『シティ』を抑えて首位。2位に後退した小型セダンのシティは2898台。以下、『フィット』が1601台、『ブリオ』が443台、『モビリオ』が151台、『CR-V』が55台。

2016年4月にインド市場に投入されたばかりの新型SUV、『BR-V』は1601台を販売。また、12月のインドからの輸出実績は、448台だった。前年同月比は23%増と、3か月連続で前年実績を上回った。

ホンダの2015年度(2015年4月から2016年3月)のインド新車販売は、前年比2%増の19万2059台。3年連続で販売記録を更新した。

ホンダカーズインディアリミテッドの上野洋一郎社長兼CEOは、「高額紙幣廃止による消費の落ち込みの影響により、12月販売も厳しい状況が続いている」と語っている。

《森脇稔》

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