14日午後3時30分ごろ、埼玉県長瀞町内にある秩父鉄道秩父線の踏切で、踏切内で立ち往生していた軽乗用車と、通過中の普通列車が衝突する事故が起きた。クルマの乗員は車外に脱出していてケガはなく、列車の乗客乗員も無事だった。
埼玉県警・秩父署によると、現場は長瀞町長瀞付近(長瀞~野上駅間)にある踏切。警報機や遮断機は設置されていない。軽乗用車は踏切を通過中に脱輪して立ち往生していたところ、通過中の普通列車(羽生発/三峰口行き、3両編成)と衝突した。
衝突によってクルマは大破。クルマに乗っていた2人は衝突前に車外へ脱出していてケガはなく、列車の乗客乗員約20人も無事だった。
現場は幅員約2mの狭い踏切だが、クルマの通行は禁止されていないという。警察では運転者から事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。