【東京オートサロン2017】童夢と組んだ120万円シートを体感、GT3ドライバーも絶賛…ブリッド

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左から、童夢 中村卓哉 取締役開発部長、GT3ドライバー織戸学氏、BRIDE 高瀬嶺生 代表取締役社長 BRIDEブース(東京オートサロン2017/1月13~15日/幕張メッセ)
  • 左から、童夢 中村卓哉 取締役開発部長、GT3ドライバー織戸学氏、BRIDE 高瀬嶺生 代表取締役社長 BRIDEブース(東京オートサロン2017/1月13~15日/幕張メッセ)
  • ブリッドブース(東京オートサロン17)
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「童夢と手を組み、新しい販路を開拓したい」…ブリッド(BRIDE)の高瀬嶺生 代表取締役社長は、童夢の中村卓哉 取締役開発部長とともに現場でこう伝えた。その第一弾となる商品が、120万円の極限G対応レーシングシート「ハイパー(HYPER)」。ブースでも一番の目玉だ。

年間7000脚を供給する国内トップメーカー、ブリッドのブースは、20脚以上のバケットシートラインナップを展示。10万円前後や30万円台など、バラエティに富んだバケットシートに着座してみて、そのフィット感や硬軟の具合を確かめることができる。

今年から受注を始めた「ハイパー」(120万円)は、赤色と黒色を展示。黒色は前出の着座できるフロアに配置されているので、GTレーサーが注目する童夢×ブリッドの最新シートを体感できる。

「童夢と手を組み、新しい販路を開拓したい。われわれは、トップカテゴリの商品づくりは苦手としていた。そこを童夢と組むことで、アジア人をターゲットにしたハイエンド向けの商品の開発に着手できた。今後も、レースの現場以外でも愛されるハイエンド向け商品をつくっていきたい」(高瀬社長)。

初日のブース内会見で、高瀬社長がこう伝えると、童夢の中村開発部長は、「われわれは、コンシューマ向け商品のラインナップが薄かった。そこでブリッドと組むことはアドバンテージ。メリットが大きい」と応えた。

また、サプライズゲストにGT3ドライバーの織戸学氏も登場。高瀬社長と中村開発部長にはさまれた織戸氏は、「いま競技用車のシートのレギュレーションが厳格化されている。シートはレースに勝つための重要なファクター。シートの具合だけでラップタイムに違いが出る。そしてドライバーの体力・耐久力にも大きく左右する」と伝え、童夢とブリッドが組んで世に問うハイパーについて、こうメッセージした。

「GT3車両向けヨーロッパ車は、『いったい誰が乗ると思っているんだ』と感じるぐらいブカブカで大きい。このハイパーは、アジア人にぴったりフィットしてすばらしい。GT3ドライバーとして、このシートをアジアへ、世界へ発信したい」。

《レスポンス編集部》

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