スバル(富士重工)の米国法人、スバルオブアメリカは1月4日、2016年の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、過去最高の61万5132台。前年比は5.6%増と、8年連続で前年実績を上回った。
最量販車は、『アウトバック』(日本名:『レガシィ アウトバック』)。2016年は、過去最高の18万2898台を販売。前年比は20.1%増と、大きく伸びた。『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)も、8%増の6万5306台と売れている。
もうひとつの主力車種が、『フォレスター』。2016年実績は、これまでの販売記録を更新する17万8593台。前年比は1.9%増と、好調だった。
2012年9月に投入された『XVクロストレック』(日本名:『インプレッサXV』)も好調。2016年は、新記録となる9万5677台を販売。前年比は7.6%増と伸びた。
一方、『WRX』シリーズは、『WRX STI』を含めて、2016年は3万3279台を販売。前年比は、1.4%減とマイナスに転じた。『インプレッサ』(「WRX」を除く)も2016年、5万5238台を販売。前年比は17.3%減と、マイナスに転じる。
スバルオブアメリカのトーマスJ・ドール社長兼COOは、「8年連続での販売記録の更新は、大きな喜び」と語っている。