無免許運転の発覚を恐れてひき逃げ、防犯カメラ映像から運転の男逮捕

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今月中旬、大阪府大阪市平野区内の国道479号で発生した重傷ひき逃げ事件について、大阪府警は23日、同区内に在住する34歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(無免許運転過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

大阪府警・平野署によると、問題の事故は2016年12月16日の午後8時45分ごろ発生している。大阪市平野区流町1丁目付近の国道479号(片側2車線の直線区間。、横断歩道と信号機あり)で、自転車に乗って横断歩道を渡っていた56歳の男性に対し、交差点を右折進行してきたワゴン車が衝突。男性は頭部強打の重傷を負った。

クルマは止まらずに走り去っており、警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。現場付近に設置されていた防犯カメラ映像から容疑車両を特定。車当たり捜査に移行した結果、同区内に在住する34歳の男が容疑に関与したと判断し、ひき逃げなどの容疑で逮捕した。

男は違反累積によって数年前に免許の取消処分を受けており、聴取に対しては「無免許運転の発覚を恐れて逃げた」などと供述しているようだ。警察では男が日常的に無免許運転を繰り返していたものとみて、余罪についても追及するとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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