中国政府は12月上旬から、中国国内で販売されている超高級車に対して、追加の課税を開始した。
今回の課税は、中国現地価格が130万元(約2190万円)以上の超高級車を対象に行うもの。フェラーリやロールスロイスなどのブランドが対象となる。
追加税の税率は10%。排気ガスの削減や浪費を抑制することが、中国政府の狙いになる。
なお、中国政府は2016年末で打ち切られる小型車減税を、減税幅を圧縮しながらも2017年末までの1年間、延長すると発表。
今回の超高級車に対する追加課税は、小型車減税による税収の落ち込みを埋める狙いもあると見られる。