欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは12月21日、アフリカのケニアにおいて、完成車のノックダウン生産を開始した。
フォルクスワーゲンが、ケニア・ナイロビ近郊のティカで生産を開始したのは、『ポロ』の派生車種、『ポロVivo』。ノックダウン生産は、フォルクスワーゲンの現地パートナー、KVM(ケニア・ビークル・マニュファクチャラー)が担当。2017年から本格的な生産に入り、最大で年産5000台を見込む。
ケニアでの生産は、フォルクスワーゲンのアフリカ戦略の拡大の一環。ケニアはフォルクスワーゲンにとって、アフリカにおける3か所目の生産拠点。南アフリカ、ナイジェリアに続く形となる。
フォルクスワーゲン乗用車ブランドのヘルベルト・ディースCEOは、「急成長中のアフリカ自動車市場において、フォルクスワーゲンの地位を強化していく」と述べている。