パキスタン国際航空の広報担当者は12月9日、現地時間7日に起こったATR42型機墜落事故に関連した一部メディアの報道に反論し、「ATR機は完全に信頼できる運航機材」という立場を明確にした。
広報担当者はインドや欧州に本拠を置く複数の航空会社もATR機で運航していると説明。墜落事故が起きる前に乗員が旅客機の欠陥を認識していたことをにおわせる報道についても「全く根拠のない話」と一蹴した。
ATR42型機を使用したパキスタン国際航空661便(北部チトラル発イスラマバード行き)は7日16時40分頃、ハベリアン付近に墜落し、乗員乗客47人の全員が亡くなった。イスラマバード=チトラル線の運航は既に再開されている。