BMWアートカー、最新作は M6…米24時間レースに参戦へ

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BMW M6 のアートカー
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ドイツの高級車メーカー、BMWは11月30日、米国フロリダ州で開催中の「アート・バーゼル・マイアミビーチ」において、BMW『M6』のアートカーを初公開した。

BMWのアートカーは1975年に米国の彫刻家、アレクサンダー・カルダーが友人のレーシングドライバー、エルベ・ポーランのために描いたのが始まり。ポーランのBMW『3.0CSL』は、1975年のルマン24時間耐久レースに参戦し、速さとアートを融合させたという点で話題となった。その後、アンディ・ウォーホルやデイビッド・ホックニーなど、有名アーチストがアートカーを手がけ、一躍アートカーの存在を有名にした。

アートカーの一例を挙げると、フランク・ステラの3.0CSL(1976年)、ロイ・リキテンシュタインの「320iグループ5仕様」(1977年)、アンディ・ウォーホルの「M1グループ4仕様」(1979年)、ロバート・ラウシェンバーグ氏の『635CSi』(1986年)など。いずれも独特の世界観を表現した傑作といわれる

今回、米国フロリダ州で初公開されたのは、BMWの19台目のアートカー。米国在住のコンセプチュアルアーチスト、ジョン・バルデッサリ氏が手がけた作品。BMW M6のレーシングカー、『M6 GTLM』の車体をキャンバスに、ジョン・バルデッサリ氏が独自の世界観を反映させた。

M6 GTLMは最大出力585psを発生し、最高速300km/hの性能を持つ。同車は2017年1月28-29日、米国で開催される「デイトナ24時間レース」に参戦する。

《森脇稔》

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