インクリメントPは、北米市場に参入すると発表した。
北米地域の戦略的活動拠点として「インクリメント P ノースアメリカ」(IPNA)を米国カリフォルニア州サンノゼ市に設立した。資本金は60万ドル。
北米IT企業各社はビッグデータビジネスやシェアリングサービス、自動運転などのグローバル展開を計画しており、これらの事業の構成要素として「地図データ」は必要不可欠。これらの企業はアジア圏に進出するのに伴って、日本とASEAN地域の地図データへの需要が増加するとともに、そのニーズも多様化している。
このため、同社は北米地域の各企業のニーズに適した日本やASEAN地域の地図データの提供を強化するため、米国子会社を設立した。
新会社は今後、北米地域各社への日本地図データとASEAN地図データのコンサルティング業務や、インクリメントPの地図データに関する北米地域での技術サポート業務、北米地域での市場、企業動向などのリサーチ業務を展開する。