日本航空(JAL)は、10月のグループ輸送実績を発表した。
国際線の旅客人数は前年同月比3.0%減の69万4184人と6カ月連続でマイナスとなった。太平洋線は同6.2%増の10万2839人、中国線が同9.1%増の10万3638人と好調だったが、東南アジア線が同6.3%減の26万3855人、ハワイ・グアム線が同10.1%減の9万8199人、欧州線が同4.8%減の5万8707人、韓国線が同7.3%減の5万3111人と低迷した。
全体の座席利用率は79.7%と、前月から0.9ポイントダウンした。中国線が62.8%と低調だった。
国内線の旅客人数は前年同月比0.7%増の297万4402人と2カ月ぶりに前年を上回った。羽田=札幌線や羽田=福岡線、羽田=伊丹線、羽田=那覇の幹線はマイナスだったものの、ローカル線が順調だった。
座席利用率は74.7%だった。
貨物郵便輸送実績は、国際線貨物が同15.5%増の2万9454トン、郵便が同4.0%減の2850トンだった。国内線貨物は同2.5%減の3万3710トン、郵便が同8.2%減の2582トンだった。