ホンダの海外向け高級車ブランド、アキュラは11月上旬、10月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、1万2869台。前年同月比は20%減と、6か月連続で前年実績を下回った。
セダン系では、スポーツセダンの『TLX』が、2714台を販売。前年同月比は53%減と、7か月連続のマイナス。『ILX』は999台を売り上げ、前年同月比は46.3%減と6か月連続で減少。最上級車の『RLX』は93台にとどまり、前年同月比は34.5%減と、マイナス傾向。
SUVでは、大幅改良を受けた2017年モデルを投入した『MDX』が、5032台。前年同月比は14.7%増と、3か月連続で前年実績を上回る。『RDX』は3944台。前年同月比は1.4%増と、2か月連続で増加した。
アキュラの2016年1‐10月米国新車販売は、13万2596台。前年同期比は10.5%のマイナスだった。
アキュラ部門のジョン・イケダ副社長は、「大幅改良を施したMDXが力強い販売を続けている」と語っている。