韓国ヒュンダイモーター傘下のキアモーターズは11月中旬、10月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は26万3854台。前年同月比は4.9%増と、7か月連続で前年実績を上回った。
10月の市場別実績は、北米が前年同月比2.2%減の5万4818台と、2か月ぶりに減少。中国は10月、7万1209台を販売。前年同月比は23%増と、引き続き大幅増を維持する。
また、地元韓国は10月、4万0034台を販売。前年同月比は14.1%減と、4か月連続のマイナス。欧州は5万2890台を売り上げ、前年同月比は8.1%増とプラスを保つ。
車種別の10月実績では、新型を投入した小型SUVの『スポーテージ』が4万3322台で最量販車を維持。入門コンパクトカーの『リオ』(『K2』)が4万2964台で、これに続いた。以下、小型セダン&クーペの『フォルテ』(『K3』)が4万0771台、『オプティマ』は2万3513台、小型トールワゴンの『ソウル』が1万7517台を販売した。
キアモーターズの2015年の世界新車販売台数は、過去最高の291万6118台。前年比は0.3%増だった。2016年1‐10月は、前年同期比3.3%増の245万4554台を販売している。