凍結路面でスリップした救急車が電柱に衝突、患者を含めた3人が負傷

自動車 社会 社会
イメージ
  • イメージ

18日午前8時20分ごろ、北海道士別市内の道道を緊急走行していた救急車が凍結路面でスリップして路外に逸脱。道路脇の電柱に衝突する事故が起きた。救急車は横転し、搬送中の患者を含めた3人が負傷している。

北海道警・士別署によると、現場は士別市上士別町19線南付近で片側1車線の直線区間。士別地方消防事務組合消防署・朝日支所に所属する救急車は自宅で転倒事故を起こした88歳の男性を病院へ搬送するため、サイレンと赤色灯を使用した緊急走行を実施していたが、凍結路面にハンドルを取られてスリップ。コントロールを失ったまま、道路脇の電柱に衝突した。

衝突によって救急車は横転中破。後部に同乗していた搬送中の患者と、付き添いしていた82歳の女性、20歳代の男性救急隊員が打撲などの軽傷を負い、別の救急車で病院に収容されている。運転していた33歳の男性消防士長にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

事故当時の現場はアイスバーン状態。轍も形成されており、非常に滑りやすい状態だった。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース