日産自動車が発表した2016年度上半期(4~9月)の生産・販売・輸出実績によるとグローバル生産台数は、前年同期比7.5%増の270万8441台。3年連続で年度上半期の過去最高台数を更新した。
国内生産は同3.6%増の43万1405台で2年連続のプラス。海外生産は同8.2%増の227万7036台、年度上半期として過去最高の数字で7年連続プラスとなった。米国、メキシコ、英国、中国で年度上半期過去最高を記録した。
グローバル販売台数も同1.7%増の263万3615台と、7年連続で年度上半期の過去最高台数を更新した。国内販売は同20.2%減の21万1222台で3年連続のマイナス。登録車は同6.5%減の16万4636台、軽自動車も燃費不正問題の影響で同47.5%減の4万6586台と、前年度上半期実績を大きく下回った。しかし海外販売は同4.2%増の242万2393台と、年度上半期過去最高の記録で7年連続プラス。米国、メキシコ、中国で年度上半期過去最高の販売台数となった。
輸出は同9.1%増の27万2509台で2年連続のプラス。欧州向け、北米向けともに数字を伸ばした。