日産自動車の米国における入門コンパクトカー、『バーサ』。同車が米国市場において、リコール(回収・無償修理)を行う。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。日産自動車の米国法人、北米日産から届け出を受けたバーサに関するリコールの内容を開示している。
今回のリコールは、エアバッグの不具合が原因。NHTSAによると、バーサのサイドカーテンエアバッグが展開する際、エアバッグのファブリックの縫い目が裂ける可能性があり、エアバッグ本来の性能に影響を与えるおそれがあるという。これが、米国の保安基準に抵触する。
リコールの対象となるのは、2017年モデルのバーサ2016年8月に生産され、米国で販売された1754台がリコールに該当する。
北米日産では、対象車を保有する顧客に通知。販売店において、左右両方のサイドカーテンエアバッグを交換するリコール作業を実施する。