フォードモーターの中国法人、フォードチャイナは10月11日、9月の中国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、10万7751台。前年同月比は24%増と、4か月連続で前年実績を上回った。
フォードモーターの中国合弁には、乗用車の長安フォード(CAF)と、商用車の江鈴汽車(JMC)の2社がある。
乗用車部門の長安フォードの9月実績は、8万4335台。前年同月比は25%増と、4か月連続のプラスとなった。『フォーカス』はほぼ2万台を販売。前年同月比は43%増と伸びた。SUVでは、『エコスポーツ』、『クーガ』、『エッジ』、『エクスプローラー』が好調。
また、商用車部門の江鈴汽車の9月実績は、2万3416台。前年同月比は28%増と、4か月連続で増加した。こちらは、商用車の『トランジット』が、販売の主力となる。
フォードモーターの2015年の中国新車販売台数は、新記録となる111万5124台。前年実績に対して、3%増だった。2016年1‐9月は、前年同期比11%増の87万9559台を売り上げている。