エアバス、民間航空機の引き渡しが累計1万機を達成

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エアバス機の累計納入10000機を達成して記念式典を開催 (c) AIRBUS
  • エアバス機の累計納入10000機を達成して記念式典を開催 (c) AIRBUS
  • エアバス10000号機はシンガポール航空向け (c) AIRBUS
  • エアバス10000号機はシンガポール航空向け (c) AIRBUS
  • 記念式典でのトム・エンダースCEO (c) AIRBUS

エアバスは、エアバス機の総引き渡し機数が1万機に到達したと発表した。記念すべき1万機目となったのはシンガポール航空向けの「A350-900」で、記念式典が仏トゥールーズで開催された。

引き渡されたのはシンガポール航空の6機目のA350-900。シンガポール航空は合計で67機を発注している。機体に特別ロゴ「10000th Airbus」を施したA350-900は今月後半にシンガポールとサンフランシスコを結ぶ新規のノンストップ路線に投入される予定。

エアバスは過去最高の生産機数に達しており、今年も生産ラインの増強によって少なくとも650機を引き渡す予定。

エアバス・グループのトム・エンダースCEOは「研究開発に注力し、継続的な技術革新、製品改善に取り組むことで時代の先端に立ち、航空機メーカーとして最高の製品を航空会社に提供していく」と述べた。

シンガポール航空は1979年にエアバス機を初めて発注して以降、子会社の航空会社はエアバスが製造する航空機をすべて導入してきた。現在、シンガポール航空は「A330」、「A350 XWB」、「A380」を運航し、地域路線を運航するシルクエアーやタイガーエアは単通路型「A320」ファミリーを運航している。

《レスポンス編集部》

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