四季島が着くJR日光駅、東武SL拠点の下今市駅…改修・新設工事すすむ

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「TRAIN SUITE 四季島」3泊4日コース 初日の目的地、日光。その準備へ向けて更新工事が行われているJR日光駅は、ホーム有効長いっぱいまで鉄骨上屋を新設する作業や、既存上屋の更新作業などがすすんでいた(10月中旬時点、写真20枚)。

駅舎側の1番ホームは、有効長いっぱいまで上屋を新設(建て替え工事)。「ホームが明るくなるよう改修する」というから、新設中の鉄骨の上にクリア系の屋根がつくか。

古レールを柱・支柱に利用した島式2番ホームの上屋は「葺き替え・塗装工事」で、古レールなどに白い塗装を施し、そのレール柱をそのまま使うかたちで更新する見込み。

「1番ホームには11両編成の列車が入れる。2番ホームは7両まで。四季島は1番ホームにつかせる予定。今回の改修工事で、ホーム自体を変更する予定はない」(JR東日本大宮支社)

駅舎まわりは「外壁・屋根の修繕・耐震補強」。木造上屋に新たな鉄骨で補強する作業や、屋根の一部をはがし、木造骨が露出しているのが見えた。貴賓室や旧1等待合室の修繕もすすむ。

老朽化が著しい宇都宮寄りの跨線橋は、10月中旬時点で手付かずの状態。いずれ「内装改良・屋根葺き替え・塗装工事」を実施。改良イメージでは、フロアから屋根までめいっぱいクリア系の壁面にする予定で、大規模な改修工事を施すとみられる。

東武日光線とJR日光線の間にある空き地は、新設上屋用の鉄骨などの仮置き、重機の駐車などに使われている。

東武SL列車の拠点、下今市駅も工事がすすむ

また、東武日光線と東武鬼怒川線の分岐・合流地点、下今市駅も改修・新設工事がすすむ。10月中旬時点で、「昭和レトロ感のある駅舎」が姿を現し始め、浅草寄りの軌道では、新たな渡り線の設置工事などが見えた。

JR日光駅に「TRAIN SUITE 四季島」がやってくるのが、2017年春。東武鬼怒川線に「C11」のけむりがあがるのが2017年夏だ。

《レスポンス編集部》

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