米国の自動車最大手、GMのビュイックブランドは10月11日、中国高級ミニバン市場でシェア1位を誇る『GL8』の新型を発表した。
初代GL8は2000年、中国市場へ投入。GMと上海汽車の中国合弁、上海GMから発売された。現行の2世代目モデルは、2010年11月に登場。今回、中国で発表された新型は、3世代目モデルとなる。
新型GL8は、スタイリング、パワートレイン、装備、テクノロジーなど、あらゆる面の魅力を高めることを目指して開発。外観は、ビュイックの最新デザイン言語を導入。クラスをリードする3088mmのホイールベースは、先代と変わっていない。
室内は、3列シートの7名乗り。先代比で前後のオーバーハングを短縮し、全高を引き上げることで、室内空間を拡大した。プレミアムな内装は、法人および個人のニーズを満たす。
新型GL8は年内に、中国市場で発売される予定。2015年は、中国で年間7万6607台のGL8を売り上げており、新型投入で、さらなる販売増を狙う。