「青ガエル」を運転できる---熊本電鉄イベント 11月5日

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熊本電鉄は「青ガエル」こと5000形(写真中央)の運転体験イベントを11月に行う。
  • 熊本電鉄は「青ガエル」こと5000形(写真中央)の運転体験イベントを11月に行う。
  • 熊本電鉄の5000形は今年2月までに全て引退した。写真は熊本電鉄で営業運転を行っていた頃の5000形(2005年5月)。
  • 東急5000系は東京・渋谷駅のハチ公口でも展示保存されている。

熊本電気鉄道は11月5日、「青ガエル」こと5000形電車の運転体験イベントを北熊本駅(熊本市)構内で開催する。開催時間は13時から16時頃まで。

5000形は、東京急行電鉄(東急)が1954年から1959年にかけて導入した5000系(初代)電車を熊本電鉄が譲り受けて改造したもの。東急5000系は航空機に準じたモノコック構造の採用により車体の軽量化を図ったのが特徴で、外部の塗装がライトグリーン一色だったことから「青ガエル」と呼ばれていた。

熊本電鉄は1981年から1985年にかけて6両を譲り受けたが、老朽化に伴い今年2月までに全ての車両が引退した。熊本電鉄の発表によると、以前から「5000形車両を、自分の手で運転したい」という要望があり、運転体験イベントを開催することにしたという。

運転体験イベントは事前応募制で、10月14日10時から熊本電鉄のオンラインショップで受け付ける。定員は5人前後で参加費1万円。事前講習と乗務講習、指導講習を経て、車庫内の約100mを運転する。

《草町義和》

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