【トヨタ スズキ 業務提携】豊田社長、「もっといいクルマづくりに向けた、やらまいか提携」

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トヨタ自動車の豊田章男社長(向かって左)とスズキの鈴木修会長 《撮影 池原照雄》
  • トヨタ自動車の豊田章男社長(向かって左)とスズキの鈴木修会長 《撮影 池原照雄》
  • トヨタ自動車の豊田章男社長(向かって左)とスズキの鈴木修会長 《撮影 池原照雄》

トヨタ自動車の豊田章男社長とスズキの鈴木修会長は10月12日、両社が業務提携の検討で合意したのを受け、トヨタの東京本社で記者会見した。

このなかで豊田社長は今回の提携について「社長になってから、もっといいクルマづくりとモビリティ社会づくりでは、どの会社ともオープンだと言ってきた。そこからぶれていない」と語った。

また、自動車業界の環境が激変するなかでは「変化の予測の精度を上げるのでなく、変化に対応する力を磨くことが重要」としたうえで、「スズキさんはその点が非常に長けている」と指摘した。

さらに、両社が静岡県の遠州地域を創業の地とし、自動織機で起業した共通点を挙げ、「この地では“やらまいか精神”がある。厳しい競争を生き抜くうえで、今この精神が重要だ。私はもっといいクルマづくりに向けた”やらまいか提携“だと思っている」と述べた。

一方で、提携の具体的な分野については、今後の協議によるため、両首脳とも「まったくの白紙」と繰り返した。

《池原照雄》

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