ドイツのアウディが世界市場に投入したばかりの新型『Q7』。同車が米国市場において、リコール(回収・無償修理)を実施する。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。アウディの属するフォルクスワーゲングループの米国法人から、新型アウディQ7に関するリコールの届け出を受けた、と公表している。
今回のリコールは、パワーステアリングの不具合が原因。NHTSAによると、新型Q7の電動パワーステアリングの制御ユニットがショートし、パワーアシストが失われるおそれがあるという。
リコールの対象となるのは、2017年モデルの一部。2015年11月中旬から下旬にかけて生産された車両が、リコールに該当する。
アウディは、対象車を保有する顧客に通知。販売店で、ステアリングラックを交換するリコール作業を行う。