出光興産は9月29日、2016年10月から12月の原油処理計画を3製油所合計で前年同期比1%減の687万キロリットルとすると発表した。
内訳は国内向けが同2%減の655万キロリットル、輸出向けが前年並みの32万キロリットル。国内向けの燃料油需要は、省燃費車の普及等の要因から前年を下回る水準を見込んでおり、冬季の最需要期入りに向けた対応を進めながらも、内需の変動に柔軟に対応するため、内需を下回る処理水準とした。また輸出向けは、当該期間中に愛知製油所にて2次装置の定期検査・補修工事を予定しているため、前年と同水準の処理計画とした。