【BMW i3 改良新型】 クロンシュナーブル社長「日常使いの車として非常に実用的な車」

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ビー・エム・ダブリューのペーター・クロンシュナーブル社長と『i3』
  • ビー・エム・ダブリューのペーター・クロンシュナーブル社長と『i3』
  • 大幅な航続距離の延長を実現した『i3』
  • 『i3』のインテリア
  • ドアが観音開きの『i3』

ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は9月27日、都内のショールームで電気自動車『i3』の発表会を開いた。その席上、ペーター・クロンシュナーブル社長は「i3は日常使いの車としては非常に実用的な車」と話し、卓越した運動性能も有していると強調した。

その最大の特徴は航続距離が大きく伸びたことだ。「電池のみでの走行距離が70%伸び、約400kmの距離を一度の充電で走行することができるようになりました。おそらくBMW i3は1カ月で数回しか充電の必要はないでしょう。これによって、多くのお客さまにとってBMW i3が実用的なチョイスになると考えています」とクロンシュナーブル社長は説明する。

しかも i3は4人乗りにも関わらず、量産車として初めてCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)をボディの基本骨格に採用した結果、バッテリーの重量を相殺する徹底的な軽量化に成功。車両重量はわずか1300kg。同時に優れたボディ剛性と乗員保護性能を実現も実現し、低重心化により卓越した運動性能を誇るそうだ。

現在、BMWグループの日本での新車販売は絶好調。今年1~8月の販売を見ても、前年同期比11.5%増と二ケタ成長で、直近の8月単月ではなんと17.2%も伸びている。「これはBMWグループジャパンとしては過去最高の数字」とクロンシュナーブル社長も喜ぶ。

そのうえ、これまでi3を購入したユーザーの約90%が初めてBMWを買った新規顧客。今回、そのi3の航続距離が大幅に伸びたことによって、i3を購入したいというユーザーが増え、BMWの日本での販売がさらに加速するかもしれない。

《山田清志》

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