鬼怒川ゴム工業は、日本政策投資銀行のファンドが議決権ベースで92.4%の株式を取得したことから10月21日に上場廃止になると発表した。
日本政策投資銀行のファンド「VGホールディングス第一号」が鬼怒川ゴムの株式公開買い付け(TOB)を実施し、鬼怒川ゴムの株式92.4%を取得した。
同社は東京証券取引所第一部に上場しているが、上場廃止基準に該当するため、9月13日に整理銘柄に指定、10月21日に上場廃止となる予定。東京証券取引所での株式売買最終日は10月20日。
鬼怒川ゴムは今後、日本政策投資銀行グループの経営資源を最大限活用して成長戦略を実現、グローバルサプライヤーとしての地位確立を目指す。