欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは9月7日、アフリカのケニアにおいて、完成車のノックダウン生産を行うことで現地政府と合意した、と発表した。
今回の発表は、フォルクスワーゲンのアフリカ戦略の拡大の一環。2016年内に、『ポロ』のノックダウン生産を、ケニア・ナイロビ近郊のティカで開始する。
ケニアはフォルクスワーゲンにとって、アフリカにおける3か所目の生産拠点。南アフリカ、ナイジェリアに続く形となる。
ノックダウン生産は、フォルクスワーゲンの現地パートナー、KVM(ケニア・ビークル・マニュファクチャラー)が担当。2017年から本格的な生産に入り、最大で年産5000台を見込む。
フォルクスワーゲン南アフリカのThomas Schaferマネージングディレクターは、「今回の取り組みにより、アフリカにおけるブランドの地位を強化していく」と述べている。