BMWグループのMINIの主力車種のひとつ、『クラブマン』。同車の新型が、米国市場でリコール(回収・無償修理)を行う。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。BMWの米国法人、BMWオブノースアメリカから、新型MINIクラブマンに関するリコールの届け出を受けた、と公表している。
今回のリコールは、サイドエアバッグの不具合によるもの。NHTSAによると、新型クラブマンの前席サイドカーテンエアバッグが側面からの衝突事故の際、正しく展開せず、前席乗員が負傷するリスクがあるという。
リコールの対象となるのは、新型クラブマンの2016-2017年モデル。米国で販売された7810台が、リコールに該当する。
BMWオブノースアメリカは、対象車両を保有する顧客に連絡。MINIの販売店において、前席のサイドカーテンエアバッグのカバーを改良するリコール作業を実施する。