ひき逃げされ、男性が約15m下の湖へ転落

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19日午前6時ごろ、福島県北塩原村内の村道で、路肩を歩いていた63歳の男性に対し、進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。男性は湖に転落して重傷。クルマは逃走したが、警察は後に50歳の男を逮捕している。

福島県警・猪苗代署によると、現場は北塩原村桧原付近で片側1車線の緩やかなカーブ。埼玉県さいたま市内に在住する63歳の男性は犬の散歩をするために路肩を歩いていたところ、進行してきた軽乗用車が衝突。弾き飛ばされるようにして約15m下の湖へ転落した。

湖にいた観光客が転落してきた男性を発見して警察に通報。男性は近くの病院へ収容されたが、足などを骨折する重傷を負った。

クルマはそのまま逃走しており、重傷ひき逃げ事件として捜査を開始した警察が周辺捜索を実施したところ、現場から約3.5km離れた駐車場で衝突痕のあるクルマを発見。このクルマの破損部位と、現場で採取した破片が一致したことから、警察は運転していた喜多方市内に在住する50歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

現場にはガードロープが設置されているが、男性が転落した場所はそれが途切れている箇所だった。警察では男を厳しく追及するとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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