韓国ヒュンダイモーター傘下のキアモーターズは8月上旬、7月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は24万2758台。前年同月比は5.4%増と、4か月連続で前年実績を上回った。
7月の市場別実績は、北米が前年同月比7.2%増の6万6496台と、4か月連続のプラス。中国は7月、4万1705台を販売。前年同月比は34.3%増と、引き続き前年実績を上回る。
また、地元韓国は7月、4万4007台を販売。前年同月比は8.7%減と、マイナスに転じた。欧州は5万0090台を売り上げ、前年同月比は4.6%増とプラスを保つ。
車種別の7月実績では、新型を投入した小型SUVの『スポーテージ』が4万4792台で首位。入門コンパクトカーの『リオ』(『K2』)が3万5307台で、これに続いた。以下、小型セダン&クーペの『フォルテ』(『K3』)が3万1569台、小型トールワゴンの『ソウル』が1万7243台。『オプティマ』は1万5826台を販売した。
キアモーターズの2015年の世界新車販売台数は、過去最高の291万6118台。前年比は0.3%増だった。2016年1‐7月は、前年同期比2.8%増の171万3580台と、過去最高の販売実績を記録している。