宇部興産、リチウムイオン電池などの研究開発拠点をオープン

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大阪研究開発センター
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宇部興産は、リチウムイオン電池などの研究開発を強化するため、堺工場(大阪府堺市)内に「大阪研究開発センター」の開所した。

同社は2017年の創立120周年を目前に控え、将来の事業拡大に向けた機能品分野の研究開発拠点として、山口地区、千葉地区に加えて、新たに大阪地区の堺工場内に施設を開設した。投資額は約30億円。

大阪地区では21年ぶりの研究開発拠点となる施設で、電池材料や電子材料、自動車部品に関する素材や加工、生産方法について要素技術研究から開発、生産技術まで一貫して、効率的、スピーディな研究開発を行う。将来の新製品を創出する中心拠点として活用していく。

まず電池材料分野を中心に40人規模でスタートする。将来的には機能品関連の研究開発部門を集約するとともに、研究開発棟や試験棟を増設するとともに、研究者を獲得しやすい大阪地区であることも活かして、250人規模に拡大する計画。

また、オープンラボによる新たな価値創造を目指し、顧客、取引先や大学、研究機関との連携を促進し、イノベーション創出にも注力する。

《レスポンス編集部》

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