ラジオ体操帰りの女児、信号無視のクルマにはねられ軽傷

自動車 社会 社会

7月29日午前7時15分ごろ、福岡県芦屋町内の国道495号で、徒歩で横断歩道を渡っていた7歳の女児に対し、交差進行してきた軽ワゴン車が衝突する事故が起きた。女児は軽傷。警察はクルマを運転していた27歳の男を逮捕している。

福岡県警・折尾署によると、現場は芦屋町芦屋付近で片側2車線の緩やかなカーブ。交差点には横断歩道とボタン式の信号機が設置されている。近くの公園ではラジオ体操が行われており、約10人の小学生が青信号に従って横断歩道を渡っていたが、信号無視の軽ワゴン車が交差点に進入。交差点にいた誘導員が「危ない」と叫んだため、ほとんどの児童はその場から逃げ出した、7歳の女児の回避が遅れ、そのままはねられた。

女児は近くの病院へ収容されたが、全身打撲などの軽傷。クルマを運転していた岡垣町内に在住する27歳の男にケガはなく、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(信号無視)の現行犯で逮捕している。

聴取に対して男は「ボーッとしていた」などと供述しており、警察では漫然運転と前方不注視が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース