豊田合成が発表した2016年4~6月期(第1四半期)連結決算は、円高による為替差損の影響で経常利益が前年同期比5.4%減の73億5200万円と減益だった。
売上高は為替換算の影響やオプトエレクトロニクス事業の販売が減少したため、同5.1%減の1780億0200万円と減収だった。
収益では、自動車部品事業の米州や中国での拡販や、欧州での立ち上げに伴う生産対応費用減少などの効果で、営業利益は同15.9%増の85億5400万円と増益となった。四半期利益は同20.8%増の44億2200万円と増益だった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。