マツダは7月29日、2016年4~6月期(第1四半期)の連結決算を発表した。
それによると、売上高は7762億円(前年同期比-3.7%)、営業利益は524億円(-1.7%)、経常利益は449億円(-17.7%)、四半期純利益は212億円(-42.2%)だった。
第1四半期連結累計期間のグローバル販売台数は、新型『CX-3』や『ロードスター』の販売が好調だったこともあり、同1.3%増の37万5000台となった。
市場別内訳は、国内が3万9000台(-31.4%)、北米が11万3000台(-2.4%)、欧州が6万6000台(+21.6%)、中国は5万9000台(+3.1%)、その他地域は9万8000台(+14.0%)だった。
売上高は新世代商品群の販売が増加した一方で、為替相場の円高影響もあり、3.7%の減収。営業利益は、台数・車種構成の改善や「モノ造り革新」のグローバル展開によるコスト改善の進捗等により、対ドル・ユーロなど主要通貨で円高が進行したものの、同1.7%の微減に抑えた。
通期連結業績見通しは、前回予測を据え置いた。