BASF、営業利益は16%減の17億ユーロ…石油・ガス部門が大幅減 第2四半期決算

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BASFルートヴィヒスハーフェン工場
  • BASFルートヴィヒスハーフェン工場
  • BASFマンガロール研究所(インド)

BASFは、2016年第2四半期(2016年4月~6月)の業績を発表。売上高は前年同期比24%減の145億ユーロ(約1兆6675億円)となった。

販売量は微増となったが、ガス取引・貯蔵事業の売却によるポートフォリオ変更で大幅な減収となったほか、為替のマイナス効果も影響した。

特別項目控除前営業利益は、同16%減の17億ユーロ(約1955億円)。化学品事業は大幅増益だったが、石油・ガス部門による大幅な減益を吸収できなかった。営業利益(EBIT)は同16%減の17億ユーロ(約1955億円)。純利益は同13.6%減の11億ユーロ(約1265億円)となった。

2016年通期の見通しについては、天然ガス取引・貯蔵事業の売却と原油・ガスの価格下落により、売上高は大幅減。特別項目控除前営業利益は2015年の水準をやや下回ると予想した。

《纐纈敏也@DAYS》

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