NTNが発表した2016年4~6月期(第1四半期)連結決算は、経常利益が前年同期比43.1%減の82億9000万円と大幅減益となった。
売上高は同8.5%減の1672億6000万円と減収だった。米州、欧州、アセアンが好調で自動車向けの販売は伸びたものの、産業機械市場向け、補修市場向けが低調だったほか、円高による為替換算の影響もあった。
収益は、産業機械の販売減少や為替差損の影響で営業利益は同22.5%減の109億0300万円と減益だった。四半期純利益は、投資有価証券評価損、固定資産売却損を計上したため、同62.3%減の36億8900万円と大幅減益だった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。