自転車で横断歩道を渡っていた男児、軽乗用車にはねられ死亡

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21日午後6時30分ごろ、兵庫県加東市内の市道で、自転車に乗って横断歩道を渡っていた9歳の男児に対し、交差進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。男児は収容先の病院で死亡。警察はクルマを運転していた45歳の男を逮捕している。

兵庫県警・加東署によると、現場は加東市下滝野付近で片側1車線の直線区間。横断歩道はあるが、信号機は設置されていない。9歳の男児は自転車に乗って横断歩道を渡っていたところ、右方向から交差進行してきた軽乗用車にはねられた。

男児は近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因で約2時間30分後に死亡。クルマを運転していた同市内に在住する45歳の男にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。男児死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。

現場は見通しの良い区間。警察では双方の安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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