【ルノー トゥインゴ 新型】あのクルマとの差はデザインと値段、そしてユーザー層

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9月15日から発売が開始されるルノー『トゥインゴ』は、メルセデス・ベンツ日本がすでに販売を開始しているスマート『フォーフォー』との兄弟車である。

同じ輸入車Aセグメントに投入されることで、競合となることが考えられるが、その点についてルノー・ジャポン代表取締役社長の大極司氏は、「ユーザー層が違うので敵ではない」と回答。「スマートはメルセデスのお店で売っているので、メルセデスのユーザーがターゲット」。それに対してトゥインゴは、「自分の個性を生かした使い方を好むユーザーで、『カングー』に近いと考えられることから、スマートのターゲットはきっと見向きもしないだろう」とコメント。

そして、そのイメージから、「どちらかというとフィアット『500』を好きな方が近いだろう。(500に対して)トゥインゴは5ドアでツインクラッチという強みもある」と述べる。

また、同社マーケティング部マネージャーのフレデリック・ブレン氏もユーザー層について、「カングーユーザーに近いだろう」としたうえで、「2つのユーザー層がある。ひとつは男女問わず若い方だ。もうひとつは年配の方や、セカンドカー、サードカーを求める方を想定しているので、ユーザー層はわりと幅広い」とした。

そして、「トゥインゴとスマートの差はデザインが違うところで、そこは好みだ。また、同じスペックで比較をすると価格が全く違ってくることもポイントだ」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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