フォードモーターの中国法人、フォードチャイナは7月7日、6月の中国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、8万5105台。前年同月比は3%増と、3か月ぶりに前年実績を上回った。
フォードモーターの中国合弁には、乗用車の長安フォード(CAF)と、商用車の江鈴汽車(JMC)の2社がある。
乗用車部門の長安フォードの6月実績は、6万4377台。前年同月比は4%増と、3か月ぶりのプラスとなった。主力セダンの『モンデオ』をはじめ、『クーガ』と『エコスポーツ』、『エクスプローラー』、『エッジ』のSUVが販売の主力。
また、商用車部門の江鈴汽車の6月実績は、1万9351台。前年同月比は5%増と、4か月ぶりに増加した。こちらは、商用車の『トランジット』が、販売の主力となる。
フォードモーターの2015年の中国新車販売台数は、新記録となる111万5124台。前年実績に対して、3%増だった。2016年上半期(1‐6月)は、前年同期比6%増の57万7097台を売り上げている。