ポルシェの米国法人、ポルシェカーズノースアメリカは7月5日、6月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は4482台。前年同月比は6.9%増と、好調を維持する。
モデル別では、SUVの『マカン』が1222台を販売し、最量販車に。前年同月比は14.7%増と、3か月連続で増加した。『カイエン』は1215台。前年同月比は7.4%減と、引き続き落ち込む。
一方、スポーツカーは、『ボクスター』と『ケイマン』が合計で、687台を販売。前年同月比は21.2%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。その内訳は、ケイマンが前年同月比は33.8%増。ボクスターも10.6%増と伸びる。
『911』シリーズは852台で、前年同月比は4.8%増と、引き続き好調。『パナメーラ』は506台と、前年同月に対して15.8%の増加となった。
なお、ポルシェの2015年の米国新車販売は、初の5万台超えとなる5万1756台。前年比は10.1%増と伸びた。2016年上半期(1‐6月)は、前年同期比6.2%増の2万6708台を販売している。