メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長は2016年の販売について「去年同様もしくはプラスにできるくらいの勢いはある」との見通しを示した。
メルセデス・ベンツ日本では6月に値上げを実施したばかりだが、「値上げ後の対策として一部の車種で低金利を適用するなどしたことで、6月はなんとかやりきった。対前年で6月はほぼとんとんくらいになった」という。
ただ「去年の第1四半期(1~3月期)にかなり頑張ったので、今年は去年より若干きつく年央くらいまでに去年並みにまで持っていきたかったが、商品の入り方が遅れた気はしている」と、若干前年の上半期実績を下回っての折り返しとなったもよう。
それでも「メルセデスは各国で車の取り合いが激化しており、一部バックオーダーを抱えてデリバリーできない車種もある。また。これからも『Eクラス』を始め新商品がまだ入ってくるので、私自身はとても期待している」と述べ、前年超えに自信を示した。