シンガポールのチャンギ空港が6月28日に発表した5月利用実績によると、航空旅客数は前年同月比6.7%増の478万2000人、民間航空機発着回数は4.1%増の3万220回、貨物取扱量は0.3%増の15万7510トンだった。
チャンギ空港の旅客数は今年に入り、5カ月連続で前年同月を上回っている。路線別旅客数は、北東アジア(中国・日本)線、アフリカ線が2桁の伸び率を記録し、東南アジア(マレーシア・タイ・ベトナム)線、南西太平洋線、中東線も前年同月を上回った。
5月16日~6月15日の期間、チャンギ発着2路線が開設、1路線が増便された。格安航空会社のスクートはアムリトサル線を週3往復で開設。ガルーダ・インドネシア航空はメダン線を1日1往復で開設。中国の西部航空は重慶線を週5往復に増便した。